表題にある「小説を分析的に読むため」だけでなく、入試評論文読解にも役立つアプローチが紹介されています。
文章、文字と付き合っていく上で、このような理論を知っておくことは非常に有益です。
理論的なことが、具体例を交えて非常にわかりやすく説明されています。
学部生だけでなく、高校生にも理解できるレベルと思われる。国公立上位校を受験する生徒は読んでおいたら助けになるかもしれません。
[商品説明より]
小説を「分析的」に読むためには、どのような学習やトレーニングが必要だろうか。ストーリー読解やテーマ理解だけでは拾いきれない、小説に固有の仕掛けや技術は、いかなるアプローチによって明るみに出せるのか。本書は、ナラトロジー(物語論)を中心とした方法を採用することで、テクスト分析を実践的に学ぶための入門書である。
[amazonレビューより]
感情と直感で作品世界に没入するだけでは何か足りない。小説を読むにあたり寄るべき視座が何かあるはずではーーこの本は、そんな読者にテクスト分析という一つの読み方を教示してくれる。
テクスト分析入門—小説を分析的に読むための実践ガイド